Appleが、2017年大統領選の共和党候補者指名争いに立候補しているドナルド・トランプ氏を理由に、共和党全国大会のスポンサーを辞退していたことが明らかになりました。
共和党全国大会は、共和党大統領候補者を指名するイベントで、7月18日~21日にオハイオ州で開催されます。
Google、AT&T、Cisco、TwitterやFacebookなどのIT企業大手が同イベントに技術的な協力を実施することが現時点で予定されているなか、Appleは、スポンサー辞退について、ドナルド・トランプ氏の発言が人種差別的であることなどを理由に挙げているようです。
トランプ氏は今年2月、Appleが、米国カリフォルニア州で昨年12月に発生した銃乱射テロ事件に関して、FBIからの捜査協力要請を拒否した問題で、「Appleが捜査協力するまでサムスン製を使う」と書き込み、また「全てのApple製品をボイコットしよう」と支援者に不買運動を呼びかけていました。
(via NewYork Times)