ウォール・ストリート・ジャーナルは、事情に詳しい関係者の話として、Appleは、第2世代の「Apple Watch」において、セルラーネットワークに対応したモデルを開発していると報じました。
同紙は、現行モデルのApple Watchが不振な理由の1つとして、iPhoneと通信することが必要なためアプリケーションの動きが遅いことを挙げています。Apple Watch本体がセルラーネットワークを搭載することで、単体で通信可能になり、iPhoneとペアリングをしていないときでも独自に通信が可能になります。
また、現行モデルよりも高速なプロセッサで体感速度も向上させるとのことです。
KGI証券のMing-Chi Kuoアナリストは4月上旬のレポートの中で、Appleは、次世代のApple Watchモデルを2016年第3四半期に量産し、iPhone 7に合わせてリリースすると予測しています。アップデートについて、iPhoneシリーズの「S」アップデートのような、デザインを踏襲するマイナーチェンジモデルに留まるだろうとしています。