NHKは、NTTドコモがいわゆる「2年縛り」を夏までに見直す方針を固めたと報じました。
2年縛りとは、2年定期契約で各種割引を受けているユーザーが同プランを解約または変更する際に、定期契約満了月の翌月以外は解約金が約1万円発生するシステムです。今月よりドコモは解約金がかからない期間を翌々月まで拡大し、2ヶ月間にしています。
ドコモは、今夏までに2年契約満了後にいつでも解約できる新プランを導入する方針で、解約金が発生するプランよりも毎月の基本料を数百円程度高く設定する見込みです。
2年縛りをめぐっては、総務省が昨年7月に大手キャリアに対して改善を求めていました。
KDDIも、来年度の早い時期にも2年契約の自動更新を廃止する方向で調整しています。(→KDDI、2年契約の自動更新を来年度にも廃止へ)