Windows 10 Mobileスマートフォン「NuAns NEO」のバッテリーについて調べてみました。
NuAns NEOのバッテリーは3350mAhで5インチディスプレイのスマートフォンとしては大容量を搭載しています。充電端子には、今年はいよいよスタンダードになりそうなUSB Type-Cを採用しています。USB-Cはフラストレーションのないリバーシブルな端子で、付属のUSB-CケーブルはA側の端子もリバーシブルという親切設計です。
充電に関しては、Quick Charge 2.0 (QC2.0)に対応しています。QC2.0とは、Qualcomm社の高速充電規格で、スマートフォンのバッテリーが大容量化するなか、主要なところではここ1年〜2年以内の「Galaxy」「Xperia」「arrows」「Nexus」「AQUOS」「Zenfone」シリーズなどでもQC2.0に対応しているものが多いです。
QC2.0対応のUSB電源アダプタやケーブルを使用することにより、スマートフォンを急速充電ができます。今回の検証では以前も紹介したことがあるAukeyのQC2.0対応3ポートUSB電源アダプタ「PA-T2」を使用しました。
NuAns NEOのバッテリーを0%まで放電して、そこから満充電までに要する時間を測ってみました。
モニタリングにあたり、Windows 10 Mobileのストアからインストールできる「Battery」というアプリを使用しました。シンプルながら様々なデータを数値化したりグラフ化してくれます。
結果、NuAns NEOは2時間30分で満充電されました。これはQC2.0に限る話ではないのですが、バッテリーは80%程度までは急速に充電できて、残りの20%程度に時間を要すると言われています。グラフでもわかるように、80%を超えたあたりから緩やかになっています。
とはいえ、iPhone 6sの2倍弱の容量のバッテリーを2.5時間で満充電できるのは良い効率です。スマートフォンにしても充電器にしても、QC2.0規格への対応はもはや欠かせない存在になりました。