HTC NIPPONは、10月中旬、SIMロックフリースマートフォン「HTC Desire EYE」と「HTC Desire 626」を発売し、国内のSIMフリー市場に参入した。RINGO-SANCOでは、今回「HTC Desire 626」をHTCからお借りしたので、数回にわたりレビューしていく。まずは、外観について写真を交えてご紹介したい。
なお、上位モデルのDesire EYEのレビューも掲載しているので、こちらもご参考いただければ幸いだ。
・先行レビュー:SIMフリースマートフォン「HTC Desire EYE」
・レビュー:SIMフリースマートフォン「HTC Desire EYE」(特徴)
・レポート:HTC NIPPON「HTC Desire EYE / 626」説明会」
HTC Desire 626のパッケージは、角丸なコンパクトデザインの化粧箱だ。シンプルで、表面にはHTCのロゴがエンボス加工されている以外は何も書かれていない。Desire EYEと異なり、機能や特徴などの説明は主張が少ない。
Desire 626は、5インチHDディスプレイを採用したAndroid 5.1(Lollipop)バージョンのスマートフォンで、メインカメラに1,300万画素の高画質カメラを搭載し、インカメラにも500万画素カメラを採用しているミドルレンジモデル。
CPUにはQualcomm社の「MSM8916」1.2GHzクアッドコアプロセッサを採用しており、内蔵ストレージは16GBで、メモリは2GB。こちらのモデルはDesire EYEと異なり防水・防塵性能は有していない。
メインカメラ部分をクローズアップしてみる。カメラレンズの下にフラッシュが搭載されている。直販価格が29,800円のお求めやすいモデルなので、Desire EYEに搭載されているデュアルフラッシュは省略されている。
全体が艶消し加工を施したポリカーボネート素材で、触り心地が良い。ただ、ラバーコーティングがかかっているわけではないので、滑りやすくも感じる。あと、若干キズが気になる。
5インチディスプレイなので全体的にコンパクトに収まっている。HTCスマートフォンではおなじみのデュアルフロントスピーカーがディスプレイの上下に搭載されていて、迫力あるサウンドを楽しむことができる。
このデュアルフロントスピーカーはYouTubeなどの動画コンテンツを再生するときに威力を発揮する。
端末の右側面には音量調節ボタンと電源ボタンが並んでいて、このあたりの配列はDesire EYEと同様だ。
また、左側面にはSIMカードスロットとmicro SDカードスロットが一つのカバーに保護されている。グローバルモデルにはデュアルSIMモデルがあるが、中央のSIMポートはキルされている。
対応バンドは以下のとおり。
LTE:
・FDD-700/850/900/1800/2100/2600/800(FDD B28/B5/B8/B3/B1/B7/B19)W-CDMA(HSPA+):
・800/850/900/2100(B6/B19/B5/B8/B1)GSM/EDGE:
・850/900/1800/1900
販売価格は、29,800円(税抜)で、HTCの直販オンラインストアのほか、Amazon.co.jpなどでも販売されている。Desire EYEが52,800円なので、よりお求めやすいスマートフォンとして幅広いユーザーに訴求できるだろう。
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