本日Amazonが国内発売した「Amazon Fire TV」が届きました。テレビにHDMIで接続するセットトップボックスで、映画やドラマのストリーミングやゲームを楽しめます。価格は12,980円です。
Fire TVは、HDMI端子を1基、Ethernet端子を1基、USB端子を1基、microSDカードスロットを1基搭載しています。メモリは2GBで、ストレージは8GB。必要に応じてmicroSDカードで補うモデルです。
CPUには、2.0GHzデュアルコア+1.6GHzデュアルコアの最大2.0GHzクアッドコアプロセッサを採用し、GPUには「Power VR GX6250」を搭載しています。ワイヤレス環境には、Wi-Fi(MIMO対応802.11a/b/g/n/ac)とBluetooth 4.1を用意しています。
トップ写真に写っているように、Bluetooth接続のリモコンが付属しており、作品名から監督名や俳優名で音声検索できる機能も搭載されています。なお、単4電池2本での駆動で、付属品はAmazonベーシックブランドでした。
Fire TVの最大の特徴は4Kコンテンツのストリーミングに対応しているというところです。Amazonプライム会員向けのプライムビデオはもちろん、Netflix 4Kなど外部サービスもアプリケーションをインストールして利用することができます。
私は2014年春に4Kテレビを購入していましたが、ようやくエンドユーザーが気軽に使えるコンテンツが提供されたと、その進化をあらためて実感しています。
地味に便利だと感じたのは「ASAP機能」。Apple TVのイメージだと映画を選択したあとにダウンロードを始めるので待たされるのが嫌でしたが、Fire TVのASAP機能は待機時間がないという不思議なシステムです。学習機能ということで、視聴を重ねるに連れてユーザーの好みの映像を事前に再生の準備をしてくれるそうです。
デバイスは11cmの正方形型で、高さもわずか1.7cmなのでテレビの下に設置することも容易でした。
ついでにApple TV(第2世代)と比べてみました。Fire TVの縦方向のコンパクトさが伝わります。Apple TVは数日中に新モデルが発売されますが、4Kに対応していないうえに従来よりも大型化していて残念な仕様でした。
とりあえず数日はプライムビデオで楽しみ、後日Netflixを契約してみようと思います。

Amazon Fire TV
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