レビュー:台湾で購入した3万円弱の8コアスマホ「Xiaomi Mi 4i」

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スマートフォンメーカー中国大手「Xiaomi (小米科技、シャオミ)」が、8月上旬に台湾の台北市内に同地域初の直営店「台北小米之家」をオープンしました。RINGO-SANCOでは、先週、台北旅行の際に同店舗に行ってきました。(→レポートはこちら

Xiaomiは台湾直営店でハイエンドモデル「Xiaomi Mi Note」、ミドルレンジモデル「Xiaomi Mi 4i」、そしてエントリーモデルの「Xiaomi Red Mi 2」をラインナップしています。

筆者はこのなかで、スペックとコストパフォーマンスを兼ね備えた「Mi 4i」を直営店で購入しました。価格は6,499台湾ドル(約2万5千円)でした。免税はありません(国外使用を想定していないからでしょうか)。

◯スペック+端末

Mi 4iは、5インチフルHD(1920×1080ピクセル、441ppi)の高精細ディスプレイを搭載するスマートフォンで、液晶にはシャープ製またはジャパンディスプレイ製パネルを採用しています。CPUには、8コアの「Snapdragon 615」1.7GHzプロセッサを搭載。2GBのRAMと16GBのROMを内蔵しています。

化粧箱は、ダンボールチックながら綺麗に作っているという高級感があります。

メインカメラには、F2.0の1300万画素カメラを搭載し、ソニー製またはサムスンエレクトロニクス製センサーを使用。インカメラには自撮り需要にも対応したF1.8の500万画素カメラを採用しています。

ブラックモデルとホワイトモデルともに、ディスプレイ面のベゼルはブラックです。

Mi 4iの特筆すべきはコストパフォーマンス。5インチフルHDディスプレイに8コアプロセッサを搭載した、ハイエンドと言っても良いスマートフォンとして、約2万5千円という価格は魅力的です。ディスプレイもシャープもしくはジャパンディスプレイ製(カタログ上の表現が「or」なため…)ということで、期待通りの発色や視野角を再現しています。

AppleのiPhone 6と筐体を比較してみました。4.7インチと5インチの画面サイズ差があるものの、Mi 4iの狭額縁設計や物理ボタンの非搭載が影響してサイズはほとんど変わりません。

購入したホワイトモデルはマットな質感で、滑りづらく持ちやすいです。カメラは出っ張っておらず、LEDは暖色と寒色の2色を発行させるデュアルLEDです。スピーカーは背面に搭載されています。電池パネルは内蔵式で取り外しはできません。

Mi 4iはマイクロサイズのデュアルSIMカードに対応しており、側面にSIMスロットが用意されています。

 

◯独自UI「MIUI」

XiaomiのスマートフォンはAndroid OSベースの独自UI「MIUI」を採用しています。Mi 4iも同様で、設定から端末の詳細を確認すると、Androidバージョンは「Android 5.0.2(Lollipop)」と書かれていますが、その下にMIUIバージョンとして「MIUI 6.6.6.0」と記されています。

左がMi 4iのホーム画面です。MIUIは、しばしばその特徴を「iOS的」と表現されます。それは通常のAndroidスマートフォンと異なり、ドロワーが用意されていないことが要因です。つまり、インストールされたアプリケーションは全てホーム画面に表示されます。

また、フォルダー機能も用意されており、iOSと同様に長押ししてアプリを重ねることでフォルダ化されます。フォルダを開くと右のスクリーンショットのように一覧できます。

なお、念のためですが、Mi 4iはグローバルモデルなのでGoogle Playストアなどは問題なく使用できます。その辺りは通常のAndroidスマートフォンとほぼ変わらない使い方が可能だと考えていいです。

ホーム画面を(どこでも)上から下にスワイプすると、通知画面が表示されます。また通知画面で左右にスワイプするとWi-FiやBluetoothなどの設定アイコンが表示されます。この辺りは他のAndroidスマートフォンと同じで、現在のiOSにも近いです。

ディスプレイ下の3つのコントロールキーの一番左を押すと起動中のアプリ一覧が表示されます。そこからジャンプできますし、アイコンを上にスワイプすることでキルすることも可能です。

ちなみに、コントロールキーの中央はホームキー、右は戻るキーです。

左はMi 4iの設定画面です。残念ながら言語は日本語に対応していません。

ただ、Google日本語入力などをインストールすることでキーボードは普通に使用できますし、右のように日本語コンテンツを表示させても、ほぼ問題はありません(一部の漢字はアジア共通系のため違和感ありです。)

Xiaomiは、タブレット端末「Mi Pad」もラインナップしています。7.9インチディスプレイでほとんどiPad miniと変わらないカタチをしています。CPUに「NVIDIA Tegra K1」2.2GHzクアッドコアプロセッサを採用するハイスペックなモデルでありながら、価格はわずか6,999台湾ドル(約2万7千円)という低価格。

残念ながら今のところXiaomiに日本進出の予定は無いようですが、こうした幅広くコストパフォーマンスの高いラインナップを、ぜひ国内でも展開してくれないだろうか・・・小米之家を訪問し、Mi 4iを購入して、より強く思うようになりました。

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About Author

Ryu

RINGO-SANCO オーガナイザー。ガジェット好き。携帯電話を専門に、Appleのスマートフォン戦略やその他のメーカーの動向を追いつつ、様々なスマートフォンをレビュー。ポッドキャスト「ミリオン・ドッツ」メンバーも務める。

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