サムスン電子ジャパンが4月23日に国内発売した「Galaxy S6 edge SC-04G」をお借りした。同社は4月中旬に「Galaxy World Tour 2015 in Tokyo」を開催して、フラグシップモデルのGalaxy S6とGalaxy S6 edgeを発表している。
これらのGalaxy S6シリーズについては先日の記事(→Galaxy S6:似ているようで全く違うスマートフォン。)で解説しているが、ここではGalaxy S6 edgeで料理写真を撮影してみたので、写りの参考にしていただければ幸いだ。
今回、Galaxyスマートフォンということで(日本法人は関連付けを嫌がるかもしれないが)、代官山にある韓国料理屋「李南河(リナンハ)」で料理を撮影した。
Galaxy S6のカメラは、16:9のアスペクト比で1600万画素となるため、4:3の1200万画素でオート撮影した写真を無加工で掲載した。なお、掲載にあたり、オリジナルから多少劣化することをお許し願いたい。
1. ポッサムキムチ
ポッサムとは韓国語で「包む」を意味するそうで、ポッサムキムチは豚肉や白菜、エビや牡蠣などの魚介類を包み込んだキムチ。ハサミを使ってチョキチョキ切ってくれる。辛さもほどほどで、私のように究極に辛いのが苦手でも美味しかった。
2. カルビのタタキ
ハラミのタタキが食べたかったのだが、その日は入荷していなかったので勧められたカルビをタタキで。歯ごたえのある赤身肉を薬味と一緒に食べると至福の時。レモンを絞るとよりまろやかになる。
Galaxy S6のカメラの話に戻ると、料理にかなり寄って撮ることができる。そして、原色に忠実なので、違和感のない料理写真に仕上がっている。
3. 中落ちカルビ
何度も言うけどハラミが入荷していなかったので・・・中落ちカルビを焼き肉で。表面の焦げ具合とミディアムレアの焼き加減がちょうどいい。
次行くときはハラミを食べたい。。
4. Galaxy S6 + 料理写真
FacebookやTwitterなどのSNSへの投稿写真のなかでも、最も多いとされる料理写真。今回はそんなジャンルにスポットをあててみた。
料理写真は、構図+照明に加えて、カメラ側の色再現性が大きく関係してくる。いくら構図が良くても色が褪せていたり、無理に強調されていると美味しい写真には見えない。その逆もしかりで、カメラが良くても構図が悪ければ台無し。
Galaxy S6 edgeは、料理を撮るにあたっては接写性と色再現性が高いと感じた。ただ、両側面の曲面ディスプレイはカメラ撮影においては正直なところ百害あって一利なし、といったところ。どうしてもサイドが歪んでみえる(みえるだけ)。
これはGalaxyシリーズ全般に言えることだが、ディスプレイのSuper AMOLED(有機EL)が、画像そのものを綺麗に再現しきれていない。有機EL特有の色合いが反映されている。だから撮影後にプレビューして出来の悪い写真に見えても、PCで表示すると普通に見えることも多い。
Appleの「iPhone 6で撮りました」的なカメラアピールに対抗して、Galaxy World Tourでは画質比較もしていた。Galaxy S6シリーズは画素数などの性能面では有利なので、あとは画質の微調整が適切かどうかがポイントとなるが、少なくとも料理写真では負けず劣らずの実力を見せた。
おまけ:加工してみた
写真は修正をかけちゃいけないことはない。撮影した料理がより美味しくみえるように適度な加工を施すことだって大事なフォロー。先ほど掲載したカルビのタタキを、有名な写真加工アプリ「VSCO Cam」で調整してみた。より明るく、フレッシュさが伝わる写真になったと思う。
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画質
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色温度
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明るさ
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接写
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料理写真として