写真レビュー:国内キャリア初のFirefox OSスマートフォン「Fx0」
KDDIが、12月23日に発表し、25日から発売を開始した国内キャリア初のFirefox OSスマートフォン「Fx0 LGL25」を購入したので、改めて写真でレビューします。
Fx0は、MozillaのオープンプラットフォームのモバイルOS「Firefox OS」を国内キャリアで初めて採用したスマートフォンで、LGエレクトロニクスが製造を担当しています。
Fx0の化粧箱は、スマートフォンと同じゴールドの箱で、モデル名の「Fx0」と「Firefox OS」ロゴが描かれています。
また、限定数で提供されているクリアのバックカバーも付属します。Fx0は、CADデータが公開されているため、3Dプリンターなどを使用して誰でもバックカバーなどのアクセサリを開発することができます。
電池パックとバックカバーは取り外しが可能で、電池パックも本体内部色と同様のゴールドの塗装が施されています。
標準のバックカバーには、すりガラス調のスケルトンデザインが採用されています。
バックカバーを取り外してみました。様々なパーツがゴールドで統一されていることが分かります。
なかでも、発表会でも強調していた、ゴールドのスケルトンボディのためだけに製作された同色のゴールドのネジは、色合せを重ねて最終的には通常の40倍のコストで作られたそうです。
また、バッテリー下部の無線アンテナには1つのダミーが隠されているのだとか。
限定数で付属してきたクリアのバックカバーを装着しました。
クリアケースにもゴールドの塗装が施されているので、違和感なくFx0の内部デザインにマッチします。
こちらも発表会でフィーチャーされましたが、ホームボタンにはよく見るとFirefoxのロゴ(フォックス)が立体的にプリントされています。
このパーツは、10回のサンプル出しを経て、ファイナルまでに300万円程度をかけているとのことで、開発陣のコダワリを感じさせます。
今更になりますが、本製品のデザインは、au design projectの「MEDIA SKIN」や、iidaの「X-RAY」でお馴染みの吉岡徳仁氏が担当しています。
スペックを見ると、Fx0は4.7インチIPSディスプレイ(720p)を採用するFirefox OS 2.0搭載のスマートフォンで、CPUにはクアルコム社「MSM8926」1.2GHzクアッドコアプロセッサを採用しています。また、メインカメラとして約800万画素カメラ、サブカメラには210万画素カメラを搭載しています。
連続通話時間は約1010分、待受時間はLTE時に720時間を実現しています。
主なプリインストールアプリケーションは、LINEやFacebook、NAVITIME、au災害対策など。マーケットプレイスからはTwitterやYouTubeもダウンロードできます。
標準で選択できる言語は日本語と英語。
オープンプラットフォームとして、今後も多くのアプリケーションが開発されて盛り上がるとユーザーは嬉しいです(開発者じゃなくてすいません)。
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