RINGO-SANCOでは、ワイモバイルが国内の独占供給キャリアとして販売するGoogleブランドのリファレンススマートフォン「Google Nexus 6」を入手したので、複数回に渡りレビューを掲載します。
この回では、Nexus 6のデザインについて写真でレビューします。
まずは、基本仕様からおさらいしてみます。
1. 6インチ/2K /ハイエンドモデル
Nexus 6は、ディスプレイに5.96インチWQHD(1,440×2,560ピクセル, 493ppi)AMOLEDディスプレイを、OSにAndroid 5.0 (Lollipop)を、CPUに2.7GHzクアッドコアプロセッサ「Snapdragon 805 SOC」を採用するハイエンドなリファレンススマートフォンです。
国内では、Google Playのほか、キャリア版としてはワイモバイルが独占供給しています。
メインカメラは光学式手ブレ補正搭載でF値2.0の1300万画素カメラを、フロントカメラには200万画素カメラを採用します。メインカメラでは4K動画の撮影にも対応します。
ダークブルーの背面はつや消し加工のポリカーボネートで、Nexus 5のようなラバーコーティングはかかっていません。
色味はほぼブラックで、光のあたり具合で微かにブルーが分かる絶妙なカラーリングです。
モトローラロゴは丸くへこみのある部分にプリントされています。
Nexus 6のデザインは曲線に基づく独特なラインを演出しており、側面はアーク状のラウンドフォルムです。そのためか、薄さ約10mmの厚みはそれほど感じさせません。
2. 5.5インチiPhone 6 Plusとの比較
先述のとおり、Nexus 6は6インチディスプレイを搭載。
もはやスマートフォンとは言えないファブレットサイズのデバイスで、おそらく店頭で触った方も想像以上の大きさに驚いたと思います。
そこで、サイズが近いAppleの「iPhone 6 Plus」と比較してみました。
わずかにNexus 6が大きいことがわかります。
筆者は以前、iPhoneシリーズとNexus 6の大きさ比較表を掲載しました。
結論から申し上げると、Nexus 6とiPhone 6 Plusの縦横幅の差はほんの僅かながら、ディスプレイはNexus 6のほうが0.5インチ大きく、ディスプレイ解像度も2Kクラスを採用している点で、Nexus 6のお得感を評価しています。
口癖ですが「狭額縁は正義」の典型例かもです。
3. Lollipopのマテリアルデザイン
Nexus 6は、スマートフォンとしては初めて最新のAndroid OS 5.0 (Lollipop)を標準搭載しています。
買った日から、Googleの新しいデザインポリシー「マテリアルデザイン」に基づくインターフェイスを利用できます。
アプリケーションアイコンはすでに他のAndroid OSもマテリアルデザインに変更されていますが、こちらもデフォルトのアイコンはすべてマテリアルデザインです。
Nexus 6のディスプレイ解像度は2Kクラスのため、マテリアルデザインがより引き立つような印象を受けました。
4. モトローラ復活モデル
なにより、Nexus 6はモトローラ・モビリティ製スマートフォンの日本再上陸モデルでもあります。
Google傘下から中国レノボ傘下に鞍替えしたモトローラのスマートフォンが、また国内で正式に発売されたことは大歓迎で、今後は他のスマートフォンもラインナップしていただきたいところです。
P.S. ラベルには「ミッドナイト・ブルー」という記載がありますね。