写真レビュー:Google Nexus 9
Googleが、Android 5.0(Lollipop)を初めて標準搭載したリファレンスモデルのタブレット端末「Google Nexus 9」を入手しました。
2012年の「Nexus 7」から7インチサイズをメインで展開してきたGoogleのタブレット端末は、2014年モデルで8.9インチに大画面化されました。
Nexus 9(Wi-Fi)は、Google Playで販売されており、価格は16GBモデルで43,090円、32GBモデルで49,570円です。
弁当箱型の化粧箱には大きく「9」とエンボス加工で書かれており、箱のデザインは製造メーカーの台湾HTC製品に似ています。
箱いっぱいにNexus 9が入っており、同梱品は充電・同期用のmicro USBケーブルと電源アダプタ。
Nexus 9は、アスペクト比4:3の8.9インチQXGA(2048×1536)IPSディスプレイを、OSにAndroid 5.0(Lollipop)を、CPUに64ビットの「NVIDIA Tegra K1」プロセッサを採用しています。
アスペクト比4:3のディスプレイはNexusシリーズでは初搭載で、AppleのiPadシリーズのような感覚に変わりました。
先述の通り、Nexus 9の製造メーカーはHTCで、同社としてタブレット端末を手がけたのは2011年以来3年ぶりのことです。
国内向けには日本法人のHTC NIPPONが輸入しています。端末は台湾製でした。
カラーバリエーションは、私が入手したインディゴブラックのほかに、ルナーホワイト、サンドの3色が用意されていますが、国内ではサンドは発売されていません。
背面パネルの素材はラバーコーティングを施したポリカーボネートと見られ、スマートフォンのNexus 5(ブラック)と同じようにソフトな感触です。
メインカメラはF値2.4の800万画素カメラを、フロントカメラには160万画素カメラを採用します。タブレット端末には珍しいフラッシュも搭載されています。
カメラは傾斜がかかっている側面部分のみ突出していますが、iPhone 6のように全面が出ているわけでないので、ただ平面においただけではリングは接触しません。
さて、Nexus 9の開封についてはこの辺りで。
2014年のもう1つのNexusについても、間もなく新しい情報が聞こえてくるといいなと待っています。
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