Googleが、今年6月のGoogle I/Oで公開したヘルス&フィットネス系の統合プラットフォーム「Google Fit」を、Google Playとウェブサイトで公開し、併せて開発者向けのSDKを公開しました。
Google Fitには、上記のサードパーティメーカーが参画していて、順次アプリケーションをGoogle Fitと接続することで、健康データなどを一括して管理できるようになります。
また、Android Wearなどのウェアラブル端末で計測したデータも同期させることが可能です。
Google Fitは、Android 4.0以上のスマートフォンおよびタブレット向けに提供されており、Google Playからインストール可能です。
初期状態では、Google Fitが独自に計測している歩数を表示させることができます。
ここに各種サードパーティ製アクセサリやAndroid Wearを接続させることで、様々なデータを一括管理できます。
ウォーキングの開始時間や、1日でアクティブだった時間などがグラフで視覚的に表示されます。
今後、上記のサードパーティメーカーをはじめとする各社が対応アプリを増やしてきたら、面白いプラットフォームになりそうです。
Google Fitが嬉しいのはウェブでもデータを閲覧できるところです。
ウェブサイトにアクセスすることで、1日の目標や昨日のデータをより詳細に閲覧することができます。
AppleがiOS 8から「ヘルスケア」を実装したとは言え、あまり意味をなしていない中で、シンプルかつわかりやすいユーザーインターフェースのもとでGoogle Fitが実用的になることを願ってます。