Googleが、本日発表した同社ブランドのAndroidスマートフォンのリファレンスモデル「Nexus 6」は、5.96インチWQHD(1,440×2,560ピクセル, 493ppi)AMOLEDディスプレイを搭載した「ファブレット」クラスの大きさを誇ります。
前モデルの「Nexus 5」が約5インチディスプレイのスマートフォンだったので、一気に1インチ大きくなったカタチです。
さて、いま最もポピュラーな大型スマートフォンといえば、Appleの「iPhone 6 Plus」です。
5.5インチディスプレイを搭載しており、同時発売された4.7インチモデルの「iPhone 6」よりも1回り大きいサイズです。
Nexus 6とiPhone 6 Plus、この2つのスマートフォンのサイズを比較したとき、ある一つの結論にたどり着きました。
Nexus 6とiPhone 6 Plusをサイズで比較した際、前者が82.98(W)×159.26(H)×10.06(D)mmであるのに対して、後者は77.8(W)×158.1(H)×7.1(D)mmです。
つまり、Nexus 6は、iPhone 6 Plusに比べて5.18mm幅が広く、1.16mm高さが長く、2.96mm厚いスマートフォンとなります。
それを表した比較が上記の画像です。
他方、その差でNexus 6のほうが0.46インチ大きいディスプレイを搭載しており、上にも下にもディスプレイが広いことは一目瞭然です。
さらに、ディスプレイ解像度もNexus 6が2KクラスのWQHD解像度を採用しているのに対して、iPhone 6 PlusはフルHDクラスです。
私はどうせ大きいスマートフォンを持つなら、大きなディスプレイで高い解像度の美しいスマートフォンを持ちたい。
それが「狭額縁は正義」という結論です。
それは、iPhone 6と、フレームレスをうたう「AQUOS CRYSTAL 305SH」を比較しても明らかです。
サイズ的には4.7インチのiPhone 6のほうが大きいところ、5インチのAQUOS CRYSTALのほうが小さくてコンパクトです。
また、先日CEATECで展示されていた12月発売予定のファーウェイ・ジャパン(華為技術日本)のSIMロックフリースマートフォン「Ascend Mate7」も6インチフルHD(1920×1080ピクセル)IPS-NEO液晶を搭載しながら、画面占有率は83%を実現しています。
これについてファーウェイは、iPhone 6 Plusなどの他社スマートフォンとの大きさ比較をTwitterに掲載しました。
ドーーーーー(・o・)-----ン! #Ascend #mate7 #simフリー [Official Website] http://t.co/G1jTEVhunv pic.twitter.com/uoFAlc4MLA
— HUAWEI JAPAN (@HUAWEI_Japan_PR) October 15, 2021
こうして様々なスマートフォンと比較していくと、iPhoneシリーズの物理ボタンであるホームボタンが狭額縁を遮る要因であり、FaceTimeカメラ部分だってもう少しエッジを狭めてもいいのではないのかなあ、大きさが勿体無いなあ、残念だなあとそう思うのです。