シャープ、Apple用液晶工場を買収意向/Apple側はサムスンへの供給禁止を条件提示

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シャープが、Appleが導入資金を負担した主にiPhone用の中小型液晶パネルを量産している亀山第1工場の設備を買収する交渉に入りました。日本経済新聞が、7月12日付で報じました。

同社では、Apple向けだけではなく、中国のスマートフォンメーカーへの供給を可能にすることで収益力の向上を図る考えです。

 

報道によると、既にシャープはAppleに300億円で買収の意向を伝えており、条件面でもApple以外のメーカーへの供給を提示しています。

これに対してAppleは、スマートフォン分野の最大の競争相手であるサムスンエレクトロニクスには供給しないことを売却条件に掲げているとのことです。

 

亀山第1工場は、2012年にテレビ向けからスマートフォン向けの中小型パネルの生産ラインに転換し、投資額1,000億円の半額をAppleが負担したと言われています。

同工場での生産数はAppleのiPhoneの販売数に高く依存しており、今後運営の主導権を得ることで、需要の高い大口の中国メーカーに安定的に供給することが可能になります。

 

同社は、2016年3月期に約100億円を投じて主力の亀山第2工場におけるスマートフォン・タブレット向け中小型液晶パネルの出荷量を2倍に増産する計画のほか、来春には三重第3工場の既存ラインに数十億円を投じて、スマートフォン向けに4K解像度の5.5インチ液晶パネルを製造し、その後に7〜9インチのタブレット向けパネルを製造すると伝えられています。

 

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Ryu

Author: Ryu

RINGO-SANCO オーガナイザー。ガジェット好き。携帯電話を専門に、Appleのスマートフォン戦略やその他のメーカーの動向を追いつつ、様々なスマートフォンをレビュー。ポッドキャスト「ミリオン・ドッツ」メンバーも務める。

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