中国国営テレビ、Appleが「iPhone」で個人情報詐取と批判
日本経済新聞は、中国国営中央テレビ(CCTV)が、Appleの「iPhone」について個人情報を不正に詐取していると名指しで批判したと報じました。
CCTVで放送されたニュースによると、AppleはiPhoneに特殊な機能を盛り込み、アプリの使用時間と位置情報を入手しているとして、国民に注意を呼びかけました。
同放送局は国営放送のため、報道の背景には中国政府の思惑があると思われます。
これまでも、CCTVは外資メーカーを意図的に批判するキャンペーンを展開することがありました。
2013年3月には、Appleの製品保証について「中国では2年間保証が一般的なところ、Apple製品は1年保証で同国民を軽視している」として批判し、ティム・クックCEOが「コミュニケーション不足」を謝罪(→関連記事)するにまで至りました。
今回の個人情報に関する報道も、しばらくは尾を引きそうです。
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