Xperia Z2 SO-03F:緊急時のために・・・電話帳に「In Case of Emergency (ICE)」を設定してみた。
Xperia Z2 SO-03Fのレビューシリーズ。
今回は緊急時のための電話帳の設定「In Case of Emergency (ICE)」についてご紹介します。
ちなみにこの機能はXperia Z2オリジナルな機能ではなく、Xperiaスマートフォンでは従来から搭載されており、サムスンエレクトロニクスの最近のGALAXYシリーズでも電話帳のグループ機能に存在していることを確認しています。
Xperiaの電話帳の「自分の連絡先」よりも上に「ICE - In Case of Emergency」という項目があったので確認してみたところ、ICEというのは所有者緊急時の際の第三者による情報取得・発信手段で、国際的にポピュラーな機能だそうです。
例えば利用者が急病で意識がない場合や、事故に巻き込まれて救急隊員が携帯電話を操作した時に、仮にセキュリティロックがかけられていても、ロック画面から直接ICE情報にアクセスできるというものです。
電話帳のICEを編集してみます。名前や顔写真、医療情報をロック画面に表示させるかどうかは任意で選択できます。医療情報には、持病の説明やアレルギー、処方されている薬の情報などを記載できます。また、ICE連絡先には親族や通院先など緊急時の通報先を登録します。
このモードはロック画面にセキュリティが施されていない場合は電話帳にアクセスできるため表示されません。パスコードロック等を設定した際に、右のスクリーンショットのように「In Case of Emergency」が表示され、設定した画面に誰でもアクセスできるようになります。
今回は試しに設定してみましたが、アクセスできる情報が非常にプライベートな内容なため、ICE機能は緊急性の高い持病がある利用者などに限って有効な機能だと思います。この機能を安易に設定するのは、スマートフォン紛失時のセキュリティ上、むしろ危険かもしれません。
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