レビュー:GALAXY Tab Sのスーパー有機ELディスプレイの優位性

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サムスン電子ジャパンからお借りしているAndroidタブレット端末「GALAXY Tab S 8.4」について、数回にわたってレビューをお送りします。

GALAXY Tab Sは、8月1日にWi-Fiモデルの発売が開始されました。

 

1. SuperAMOLEDの圧倒的な色再現性

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まず、ご紹介したいのはSuperAMOLED(スーパー有機EL)ディスプレイの美しい色の実現について。

 

GALAXY Tab Sには、10.5インチモデルと8.4インチモデルの2種類のサイズがありますが、違いはディスプレイサイズ以外ほとんどありません。

いずれのモデルにも高精細なWQXGA(2560×1600ピクセル)Super AMOLEDディスプレイを搭載しています。

 

某Retinaディスプレイの好きなppiで測ってみると、GALAXY Tab S 8.4は359ppiとなり、0.5インチ小さい「iPad mini Retinaディスプレイ」の326ppiを超える高精細さを実現しています。

 

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さらに有機ELディスプレイの特徴の1つ、色の再現性の面でも液晶を採用するタブレット端末(やスマートフォン)とは一線を画していると言えます。

サムスン電子ジャパンの担当者によると、液晶はAdobe RGBの定める約70%しか表現できないところ、SuperAMOLEDは約94%を再現できるとしています。

 

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上のグラフでは、虹色になっている部分が通常の液晶が再現できる色の範囲です。

その奥にオレンジにSuperAMOLEDが再現できる色が広がっており、それはほとんどAdobeの定める「Adobe RGB」に合致します。

 

オーロラ、蝶、パンジー、夕焼け、海の絶妙な色味を液晶は正確に再現できず、表現する上で様々な色が欠落しているようです。

 

2. コントラスト比は約10万:1

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http://www.samsung.com/jp/consumer/mobilephone/tablet/wi-fi/SM-T700NZWAXJP

 

上記はサムスンのウェブページから引用しましたが、SuperAMOLEDディスプレイのコントラスト比は、10万:1。

iPad miniのコントラスト比が非公表のため単純な比較はできませんが、サムスンによると、SuperAMOLEDは「液晶の100倍」のコントラスト比を実現しており、黒の描写に強く、輝度を落とした時でも鮮明に確認できるとのことです。

 

3. コンテンツは「目」ではなく「脳」で見る

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GALAXY Tab Sは、アダプトディスプレイという機能を搭載します。

これは、表示コンテンツに合わせてディスプレイの色合いを変えるというもので、例えば電子書籍を閲覧しているときは自動的に白い余白部分を本物の紙のような色に変えて、目にやさしい色合いに調整します。

 

また、照度はRGBセンサーで自動に調整してくれます。

暗い部屋でタブレットを眺めるときは輝度を下げ、日光の当たるところでは自動的に輝度があがります。

これらも様々なシーンを自動で判別してくれるので、これまでよりも自然な輝度調整がなされる、ということです。

 

上記スライドにあるように、人間は様々なモノを「目」ではなく「脳」で見ています。

GALAXY Tab Sは、そうした人間の本能に沿って、表示されるコンテンツがよりインプットされやすいように工夫されているのです。

 

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About Author

RINGO-SANCO オーガナイザー。ガジェット好き。携帯電話を専門に、Appleのスマートフォン戦略やその他のメーカーの動向を追いつつ、様々なスマートフォンをレビュー。ポッドキャスト「ミリオン・ドッツ」メンバーも務める。